アトピーはどうして食事療法で良くすることができるの?

アトピーにおける食事療法の目的とは?

アトピー性皮膚炎の一番の原因はアレルギーです。

アレルギーとは特定の物質(アレルゲン)に対する免疫機能の暴走による過剰反応ですので、免疫機能を正常な状態に調整するのがアトピー性皮膚炎での食事療法のポイントとなります。

ただし、アトピーは常に再発の可能性があるので、食事療法だけで治癒や寛解に向かわせるのは非常に困難です。

皮膚炎が起こった時のためにステロイド外用薬は不可欠だと心得てください。

一般的には免疫力を調整する、あるいは高めるためにはリンパ球の働きを活性化させる食材を意識して摂取すれば良いということになります。

そのための食材には以下のようなものがあります。

  • にんにく
  • 生姜
  • 人参
  • トマト
  • セロリなどのセリ科の野菜
  • 大豆
  • キャベツ

など。

しかしながらにんにくや生姜など刺激性の強い食材はアレルギーを誘発する可能性があるので食事療法に取り入れる時は慎重を要します。

もちろん、アレルゲンとなる食材はNGです。

また皮膚炎は皮膚の障害ですので、皮膚細胞を活性化し、代謝を上げて潤いを保つためにコラーゲンやビタミンEを豊富に含んだ

  • 赤身肉
  • 鳥のもも肉
  • 青魚類

なども肌荒れ改善には効果的な食材と言えるでしょう。

子供のアトピーと大人のアトピー

アトピーは子供の病気と思われがちですが、ストレス社会と呼ばれる現代では大人のアトピー患者も年々増加傾向にあります。

とはいえ、かつては「子供の病気」と言われていたように子供の方が有病率が高いのは今でも変わりません。

ところが、子供のアトピーは成長に伴うホルモンバランスの乱れや免疫機能の不安定さから発症するケースが多いので、成人になり免疫機能が成熟すればアトピーは自然寛解することが多いのです。

それに比べ、大人アトピーは年齢とともにホルモンバランスは乱れがちになり、免疫機能は30代を境に次第に低下の一途を辿るため一度アトピーを発症すると一生涯付き合っていかなければならない病気になる可能性が高まります。

食事療法以外に心がけたいこと

大人アトピーでは生活習慣を改善して基礎代謝をできるだけ落とさないようにすることが非常に重要です。

適度な運動習慣と十分な休息は体質改善にとっても大切なことですのでぜひ意識して取り入れるようにしてください。

特に女性は更年期を迎えると急激なホルモンバランスの乱れからアトピーの様な皮膚炎を起こしがちになります。

更年期障害は今ではれっきとした病気として認識されていて、健康保険の適用対象となる疾患ですので、我慢せずに適切な治療を受けるようにしましょう。

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