潰瘍性大腸炎の食事療法をしたい場合どこに行けば指導してくれるの?

食事療法は潰瘍性大腸炎治療のメインです

これまでにも説明してきたとおり、潰瘍性大腸炎は消化器の疾患であり、政府が認定する難病なので、食事療法については治療と合わせて行われることになります。

ただし、低残渣食など患者さんにはなかなか自己判断で決めかねるような難しい話しも出てくるので、わずかではありますが、実際に病院で潰瘍性大腸炎患者向けに指導されている具体的な食材を紹介していきたいと思います。

具体的な食材

炭水化物類

  • 食べて良いもの
    おかゆ(1食 250gまで)、柔らかく煮込んだうどん、スパゲティー(お腹の調子が良い時限定。ただし、油は使わない。)
  • 食べてはダメと指導されるもの
    そば、中華麺(ラーメン)、カレーライス、チャーハン

芋類

  • 食べて良いもの:
    ジャガイモ、山芋、里芋(ただし、どれも良く煮て柔らかくすること)
  • 食べてはダメと指導されるもの
    さつまいも(不溶性食物繊維が多いから)

糖類

  • 砂糖などは普通に使って問題なし。(ただし、1日20gが上限の目安)

油脂類

  • 食べて良いもの
    植物油(0~5g/日)炒め物に少量使う程度、ドレッシングなどは油脂分が多いので基本的にはノンオイルかポン酢などで工夫すること。
  • 食べてはダメと指導されるもの
    ラード、バター、マヨネーズ、ごま、ナッツ類

魚介類

  • 食べて良いもの
    白身魚
  • 食べてはダメと指導されるもの
    青魚(脂が乗っているのは特に注意。ただし、お腹の調子が良い時は少量なら大丈夫)、干物、佃煮、貝、タコ、イカ、エビ、さつまあげ

肉類

  • 食べて良いもの
    赤身の肉 60g/日を限度
  • 食べてはダメと指導されるもの
    ロース、バラ肉、ひき肉、ハム、ソーセージ、ベーコン

  • 1個/日程度なら問題なし

大豆食品類

  • 食べて良いもの
    豆腐、豆乳
  • 食べてはダメと指導されるもの
    大豆の煮物など豆のまま食べること(食物繊維が多いから。同じ理由で納豆もNG)、もやし、生揚げ、がんもどき

乳製品類

  • 全面的にNG!豆乳等で代用すること

緑黄色野菜類

  • 食べて良いもの
    100g/日ぐらいを目安。生食と繊維の多い部分や固い部分はNG。
  • 食べてはダメと指導されるもの
    アスパラ、春菊、ブロッコリーなど食感の硬いもの(ペーストは問題なし)

その他の野菜類

  • 食べて良いもの
    200g/日ぐらいを目安。生食と繊維の多い部分や固い部分はNG。
  • 食べてはダメと指導されてるもの
    うど、干ぴょう、切干大根、竹の子、ゴボウ、セロリー、ぜんまい、トウモロコシ、蓮根、フキ、もやし、わらび

果実類

  • 食べて良いもの
    りんご、洋梨、バナナ、桃(ただし食べすぎはダメ)
  • 食べてはダメと指導されるもの
    パイナップル、梨、メロン、スイカ、みかん類

お菓子類

  • 食べて良いもの
    だんご(醤油、こしあん)、煎餅、ゼリー(ただし食べすぎはダメ)
  • 食べてはダメと指導されるもの
    油脂、牛乳などを使った物(例:スナック菓子、ケーキなど)

その他

  • 食べてはダメと指導されるもの
    海藻、きのこ、コンニャク

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