糖尿病の食事療法には毎月どのくらいの費用がかかるの?

糖尿病の食事療法にかかる月々の費用

糖尿病の食事療法にかかる月々の費用は糖尿病の程度によって異なってきます。

そこでケース別に月々にかかるコストの概算を計算してみましょう。

  • ケース1

ステージ2以下の糖尿病で薬物治療無し、200床未満の病院またはクリニックで診察した場合

「再診料:69点」×受診日数+「生活習慣病管理料(2-ハ、糖尿病を主病をする場合):1280点」×月1回の算定

となり、仮にクリニックで月に4回(週1ペース)の食事療法を受けたと仮定するなら

(69点×4回+1280点 )×3(健康保険の自己負担割合)=4668円

になります。

  • ケース2

ステージ2以上の糖尿病で薬物治療あり、合併症無し、200床未満の病院またはクリニックで診察した場合

「再診料:69点」×受診日数+「生活習慣病管理料(1-ハ、糖尿病を主病をする場合):650点」×月1回の算定+調剤薬局負担分

となり、仮にクリニックで月に4回(週1ペース)の食事療法を受けたと仮定するなら

(69点×4回+650点 )×3(健康保険の自己負担割合)=2226円+調剤薬局負担分

になります。

  • ケース3

ステージ2以上の糖尿病で薬物治療あり、合併症有り、200床未満の病院またはクリニックで診察した場合

この場合の合併症は

ア 足潰瘍、足趾・下肢切断既往(四肢の壊死)

イ 閉塞性動脈硬化症

ウ 糖尿病神経障害

であり、医師か看護師によって30分以上の生活指導他が行われた場合です。

「再診料:69点」×受診日数+「生活習慣病管理料(1-ハ、糖尿病を主病をする場合):650点」×月1回の算定+「糖尿病合併症管理料:170点」×月1回の算定+調剤薬局負担分

となり、仮にクリニックで月に4回(週1ペース)の食事療法を受けたと仮定するなら

(69点×4回+650点+170点 )×3(健康保険の自己負担割合)=3288円+調剤薬局負担分

になります。

これらはあくまで医療機関に支払う自己負担金の概算です。

また200床以上の医療機関では入院以外の糖尿病患者の受け入れについては退院後にクリニックや200床未満の病院への転院を指導するようガイドラインによって指導されているので、ここでは割愛しています。

これ以外に月々の食費と調剤薬局で支払う薬代(管理料込み)が加算され、「糖尿病の食事療法にかかる月々の費用」が決定します。

上記以外の食事療法

医療機関によっては、「短期入院をして集中的に食事療法と運動療法の指導を行う」ところもあります。

これは糖尿病治療に力を入れている医療機関で行われています。

コスト的には入院1日あたり10,000円程度が多いようです(3 泊4日で30,000~40,000円)。

これらは全て社会保険か国民健康保険(3割負担)を使うことを前提として概算を出しています。

後期高齢者医療や生活保護受給者の方などはコストが変わってきますので予めご了承ください。

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