糖尿病の食事療法をしたい場合どこに行けば指導してくれるの?

糖尿病の食事療法は治療のメイン

現代の糖尿病の治療ガイドラインでは治療のメインが「食事療法」、「運動療法」、「薬物療法」です。

このうちステージ2以前の糖尿病では「薬物療法」は出来るだけ行わないというのが一般的ですので、早期発見できた糖尿病であれば「食事療法」と「運動療法」が治療の柱となります。

このことからも糖尿病の食事療法は糖尿病の治療が可能な医療機関であればどこでも受けることができます。

ただし、内容については各医療機関の運営に任されている部分なので、主治医の指示にしたがうことが前提となります。

食事療法の概要

糖尿病における食事療法は医師が直接患者さんに行う場合と、管理栄養士が治療とは別に行う場合とがあります。

また、指導の方法もカロリーが記載された食品一覧とカロリー摂取量の計算方法を渡され、患者さんの自己管理に重きが置かれる方法と、細かいメニューが作成されるキメの細かい指導まで医療機関によって異なってきます。

管理栄養士さんに指導を受ける場合は、診察とは別に受けることになるのでキメの細かい指導が可能ですが、医師が行う場合はカロリー摂取量と大まかな食事の摂り方が指導されるケースが多くなります。

生活習慣によってはあまり細かい指導をされると実施するのが却って困難になるケースも考えられるので、自分のライフスタイルに合わせて相談するのが良いでしょう。

外食がメインの場合、食事療法は可能?

食事療法で特に重要視されるのが、摂取カロリー、塩分量、食物繊維になります。

最近のファミレスやチェーン店の居酒屋のメニュー表、コンビニのお惣菜のパッケージなどには1食あたりのカロリーと塩分量が記載されていることが多いので、外食がメインの人でも食事療法は可能です。

個人経営の居酒屋やレストランでも手渡される食品一覧表を見れば大体のカロリーと塩分量の計算はできるので、決して不可能というわけではありません。

ただし、自炊に比べるとどうしても味とカロリーは高くなりがちなので、その点は注意が必要でしょう。

食事療法を成功させるコツ

糖尿病の食事療法を成功させるコツは「よく噛んでゆっくり食べる」、「腸内環境を改善する」、「1日の摂取カロリー量を記録する」の三点に注意することです。

「よく噛んでゆっくり食べる」ことで脳の満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを抑制することができます。

また、「腸内環境を良くする」ことで消化吸収が円滑となり、腸の伸縮運動が活発になるとそれだけエネルギー源としてのブドウ糖も消費されるので高血糖状態の緩和に繋がります。

最後の「1日の摂取カロリーを記録する」のは食事療法を実践していることを可視化して実感を得やすくすることで、小さな成功体験を積み上げ、食事療法を日課にしやすくするための方法です。

この療法では1日の摂取カロリー量を算出して臨みます。

ですから食事で摂ったカロリーをその範囲内に納めることで得られる、”小さな成功体験”が脳に快楽物質の分泌を促進させ、継続を楽にしてくれるのです。

このページの先頭へ