糖尿病を良くする食べ物とは?

糖尿病を良くする食べ物とは?

糖尿病には進行の度合いによって幾つかのステージに分かれます。

積極的な治療を行わなくても、生活習慣の改善で症状の進行を食い止められる時期(ステージ2以前)の場合は膵臓も機能しているので、極端な糖質制限をすることなく、「健康的な食生活」を心がけることで対処可能です。

糖尿病は「血糖値が高くなる病気」ですから、何を食べれば糖尿病に良いということではなく、血糖値を上げにくくする食事内容や食べ方に気をつけることの方が重要ということになります。

ブドウ糖は糖質や炭水化物が分解されてできる物質ですから、甘いものや主食(米やパン)の食べ過ぎには注意しましょう。

とはいえ、全く糖質や炭水化物を制限するのは健康上よくないので絶対にやめてください。

なるべく偏食せずに3食バランスよく食べるということも大切です。

調味料はできるだけ減塩タイプを使い、味が濃くなりすぎないように心がけましょう。

野菜を中心とし、歯ごたえのあるものを主菜や副菜に加えるとよく噛むようになり満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを抑制することができます。

お砂糖は精製された上白糖やグラニュー糖ではなく、ミネラル分の多い黒糖や甜菜糖(てんさいとう)、オリゴ糖などを使うと良いでしょう。

特にオリゴ糖(甜菜糖もオリゴ糖の一種です)は難消化性の糖質なので、腸で吸収されにくく、血糖値の上昇を抑えてくれます。

また、腸内で善玉菌の餌となる成分ですから、糖尿病の人にはオススメです。

このように糖尿病だからといって、これは食べちゃダメ、これを積極的に食べましょうというのはありません。

むしろ食べ過ぎない限り“普通に健康的な食生活”を送っていれば問題ないのです。

ただし、ステージ2の後半以降に進み、積極的な治療が必要な糖尿病の場合、食事も治療の一環ですので、医師や管理栄養士の指示にしたがった献立を実践するようにしましょう。

1日の食事の摂り方について

一般的な人の場合、朝起きて行動を開始し、日中は活動時間帯、夜は睡眠(休息時間)という生活パターンで日々暮らしていると思います。

朝起きてから帰宅するまでの活動時間中はエネルギーが大量に必要な時間帯なので、主食(炭水化物)はしっかりと食べておくようにします。

逆に晩御飯は寝て日中の活動中に得た心身のストレスや傷を癒す時間帯なので、エネルギーよりもミネラルやたんぱく質、ビタミン類をしっかりと補給するように心がけます。

この時の主食は“少なめ”が理想的です。

どうしても夕食時に主食を制限したくない場合は、麦飯や雑穀米、混ぜご飯や炊き込み御飯、しらたきを混ぜて炊いた白米など、同じ量でも相対的に炭水化物の割合が減るような工夫をしましょう。

また、清涼飲料水は大量の糖分を含んでいるので、できるだけ控え、緑茶や無糖のコーヒーまたは紅茶などをメインにしましょう。

このページの先頭へ