胃潰瘍の食事療法をしたい場合どこに行けば指導してくれるの?

食事療法は胃潰瘍治療のメインです

これまでにも説明してきたとおり、胃潰瘍は消化器の疾患であり、発症の初期段階に痛みのピークを迎えることが多いので、治療には投薬と合わせて食事療法が欠かせません。

つまり、「胃潰瘍の治療を受ける」ということは、食事療法を受けるということでもあります。

必ず医師か管理栄養士から食事の取り方や調理方法についてのアドバイスがありますので、それを守るようにしてください。

ただし、具体的な献立等は自分で考える必要性も生じてきます。

食材選びなどの困った場合はネットでも「胃潰瘍 食事療法」というキーワードで検索をかけると医療機関や管理栄養士のサイトやブログがヒットして、具体的な献立やより詳細な食事療法についての注意点が記載されているところにリンクされているので、試してみてください。

書店にも胃・十二指腸潰瘍や慢性胃炎向けのレシピ本などが数多く陳列されています。

ネット検索に自信のない人はこのような書物を利用するのも一つの選択肢と言えるでしょう。

具体的な献立

朝食

  • ロールパン2個
  • りんごジャム
  • イチゴジャム
  • スクランブルエッグ(卵一個分)
  • 付け合せサラダ(キャベツ+人参の千切り+プチトマト+マヨネーズ少々)
  • フルーツヨーグルト
  • 牛乳

昼食

  • ごはん
  • 鶏肉のホイル焼き
  • かぼちゃの煮付け
  • ほうれん草のおひたし
  • 味噌汁

晩御飯

  • ごはん
  • カレイの煮付け
  • 里芋の田楽
  • お吸い物
  • 漬物

このような感じで消化がよくなるように、歯ごたえのあるキャベツや人参は千切りにし、里芋やかぼちゃはお箸がすーっと通るまで柔らかく煮付けます。

また、青物野菜は食物繊維が少なく、胃に負担をかける事もないですし、漬物やヨーグルトなどの発酵食品は整腸作用があるので副菜に取り入れると良いでしょう。

さらに主菜は油炒めや揚げ物、ムニエルにするよりも煮付けたり、ホイル焼きにすることで無駄な油が落ち、胃腸にかける負担を軽減させる事ができます。

胃にとって好ましくない食材について

このセクションでは胃にとってあまり好ましくない食材(消化が悪い、不溶性食物繊維が多い、脂肪分が高い、刺激物である)をいくつか紹介しておきましょう。

消化が悪い食材

  • 干物
  • 燻製
  • イカ、タコ、貝類、カニ
  • ゆで卵

不溶性食物繊維が多い食材

  • ごぼう
  • 全粒粉パン
  • 胚芽米
  • とうもろこし
  • さつまいも
  • 大豆
  • きのこ類
    など

脂肪分の多い食材

  • バター、生クリーム、ラード
  • 肉の脂身や鳥の皮

刺激物他

  • 唐辛子
  • にんにく
  • カレー粉
  • キムチ
  • コーヒー、濃い緑茶、紅茶、烏龍茶
  • お酒
  • タバコ(食べ物ではありませんが、胃潰瘍を契機に禁煙をしましょう)
  • 柑橘類
  • 薬味野菜
    など

このページの先頭へ