胃潰瘍を良くする食べ物とは?

胃潰瘍を良くする食べ物とは?

東京都が運営する「東京都病院経営本部」というサイトでは、胃腸が弱った時の食事療法の勧めというコンテンツがあります。

このサイトによれば胃腸虚弱(胃潰瘍や慢性胃炎など胃腸の調子が弱い状態)の時の食事療法として以下の方法が推奨されています。

  • 胃腸に負担のかからない調理法や食材選びに気を配る
  • 食物繊維や脂肪分は胃腸に負担がかかるのでできるだけ避けるようにします。
  • 食材は消化しやすいようにやわらく調理します。

また、消化のよい食材として

  • 青菜などの葉物野菜
  • 柔らかく調理された人参やジャガイモなどの根菜類
  • 脂肪分の少ない鳥のササミや白身魚

などが紹介されています。

逆に食物繊維や脂肪分が多く胃腸虚弱時には適さない食材としては

  • たけのこ
  • ごぼう
  • きのこ類
  • 海藻類
  • 脂身の多い肉類

が紹介されています。

「食物繊維」が胃腸に負担をかけるということに意外性を感じる人も多いと思いますが、食物繊維には水溶性のものと不溶性のものとがあり、水に溶ける「水溶性」の食物繊維ならば不溶性のものより胃腸への負担は軽減されますので、便秘気味の人やダイエット中の人は人参やジャガイモに含まれている水溶性の食物繊維の方を意識して摂るとよいでしょう。

1日の食事の摂り方について

胃潰瘍の人は朝目覚めて、胃腸が活動し始めるとすぐに胃痛や胃のもたれを感じるので朝食を食べない人が多いのですが、朝食を抜くと1日のエネルギー補給を逃すことになり、かえって体調不良を増長させがちになります。

朝はインスタントの野菜スープにご飯を入れた雑炊風のように簡単なものでもよいので何かしら胃に入れて胃酸の量を調整するようにしましょう。

「空きっ腹に胃酸過多」というのは胃壁を傷つけてしまう直接的な原因となります。

また日中もこまめに柔らかいものを少しづつ胃に入れておくと胃酸は消化のために使われ胃壁の粘膜にかかる負担が少なくなります。

昼食や晩御飯も消化吸収のよいものを摂ることを心がけ、たとえ柔らかくてもよく噛んで唾液をたくさん分泌させ唾液に含まれる消化酵素と一緒に飲み込むことでより胃腸への負担を軽減させることに繋がります。

さらに調理の際は食材をできるだけ細かく切り、食用油も必要最小限に留めるようにしましょう。

食感の硬い根菜類などは事前に柔らかいペースト状にして小分けにし、冷凍保存して使うようにすれば調理時間の節約に繋がります。

スパイスや甘み、酸味、辛味の強い刺激物、コーヒーやお酒、清涼飲料水(炭酸飲料)、濃い緑茶などは胃酸の分泌を促進させる作用があるので摂りすぎには注意してください。

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